2017年6月14日水曜日

【卒業生インタビュー・土居麟馬さん】やるかやらないかの2択で、「やる」を選択する

受験生の方から時折、「この学部に入ったら、外国語ができるようになりますか」とご質問を受けます。残念ながら、「外国語ができるようになる」魔法はありません。外国語学習に限らず、国際文化学部が皆さんにご提供できるのは、目的地に向かって歩いていくための「ヒント」。遠回りしないコツや、新しい観点などです。待っているだけでは何も得られませんが、手を伸ばせば伸ばすほど、多くの「ヒント」を集めることができます。
手を伸ばすことの大切さにいち早く気づかれた土居さんに、学部時代のエピソードや現在のお仕事について、お話いただきました。

国際文化学部卒業生インタビュー 2015年3月卒/デザイナー

土居 麟馬さん



「世界に衝撃を与える」をモットーに、原宿系アパレルブランドでデザイナーをしています。しかし、専門の勉強をしてきたわけではありません。この学部に入って得たあるポリシーを基に今を生きています。

そのポリシーは、3年生の時に見出しました。「やった人が勝つ」のではないかということです。1年生の時は中国語を勉強し、SA中は上海で自転車旅をし、その後は1年間休学してロンドンに留学しました。自分は何でもできる、そう驕り高ぶっていました。でも実際、自分は何も残せていませんでした。大成している人と自分、その違いは何か?その疑問について、教授に相談したり、頑張っている友人を見たりして、わかりました。答えは単純で、「やったかやっていないか」。自分だってやれると思っていても、言い訳してやっていませんでした。そこからマインドを切り替えて、講義を最前列で受けたり個展をやったりもしました。技術とかは置いといて、やった者勝ちだと思ったからです。

専門の勉強をしたわけではない僕がデザイナーとして現在仕事をできているのは、センスがあるからとか、そういう理由ではありません。やるかやらないかの2択で、「やる」を選択するからです。そして、学部で学んだあらゆることを引き出しながら仕事に生かしています。学部での出会いと学びがなければ、今頃僕は形だけで本質の無い人間だったと思います。

「国際文化学部はアットホーム」です。このことは、僕が入学する前によく耳にしました。そして実際、アットホームでした。教授方は僕たちの想像を遥かに超えるすごい人たちで、学部の職員さんもとても親切。この贅沢な環境が、僕は大好きです。




土居 麟馬(どい・りんま)1991年生まれ、横浜市出身。2007年に法政大学第二高等学校に入学、高校時代はアメリカンフットボール部に所属。2010年に法政大学国際文化学部に入学。スタディ・アブロードプログラムでは上海に留学、その後一年間ロンドンに語学留学。学部4年次に国際文化情報学会で個展「Rimma Doi Exhibition」を開催し、奨励賞受賞(右写真は展示の様子)。2015年卒業後、アパレルブランド「ACDC RAG」で仕事をスタート。

2017年6月1日木曜日

2017.5.18 「生明俊雄先生 講演会『ヒット曲はどのように作られてきたのか― レコード産業における音楽制作&マーケティングのあり方とその変遷 ―』」開催レポート

5月18日(木)、講師に生明あざみ俊雄先生をお迎えし、FICオープンセミナー「生明俊雄先生講演会『ヒット曲はどのように作られてきたのか ― レコード産業における音楽制作&マーケティングのあり方とその変遷 ― 』」が行われました。

生明俊雄先生
講演のテーマはズバリ「ヒット曲はどのように作られてきたのか」。「ヒット」の影には宣伝その他の仕掛けが必ず存在しますが、生明先生によると、日本で最初の「ヒット曲」である『カチューシャの唄』(1914年・大正3年)には、すでに現在の「タイアップ」「メディアミックス」と呼ばれるような現象が起きていたとのこと。ちょっと驚きです!

スクリーン上は『カチューシャの唄』作曲者の島村抱月
会場には、国際文化学部を中心に本学の学生、さらには学外からの参加者もあわせて多彩な顔ぶれが集まり、講師のお話に熱心に耳を傾けていました。

講演会の様子
講演会は終始なごやかな雰囲気で進みましたが、レコード会社での勤務のご経験を踏まえた生明先生のお話には、大変説得力がありました。とりわけ音楽制作の現場に関するお話、音楽産業の現状・要因分析からは、音楽とは人間が作っているのだということが強く伝わってきました。

質疑応答の様子
音楽CDの売り上げの不振やテレビの音楽番組の減少が伝えられる今日、アーティストたちは果たして幸せなのでしょうか?私たちの追究はまだまだ続きます。
(文責:林志津江)

2017年5月29日月曜日

2018年度国際文化学部パンフレットが完成しました!

法政大学では、各学部に関するさまざまな情報をお伝えする目的で 例年「学部パンフレット」を作成しています。 国際文化学部についても、最新版の学部パンフレットが完成しました!


表紙は、国際文化学部生によるデザイン。 それぞれの学生の行く先が明るく自由でキラキラしたものであることを、シャボン玉で表現しているとのこと。

関連記事:2018年度国際文化学部パンフレット表紙デザイン決定!

国際文化学部での学びについて、留学について、進路について・・・、今年度のパンフレットも盛りだくさんの内容となっています。 内容を、少しだけご紹介します。



||| 1年生・2年生 |||
1年生のページでは、入学後すぐに受講していく必修科目や、外国語科目についてお読みいただけます。
2年生のページでは、留学に向けての準備について、学部生にインタビューしました。








||| 海外留学体験記 |||
すべての学生に留学を義務付けている、本学部。各留学先の体験記も掲載しています。
各国の雰囲気が感じられる写真とともに、ご覧ください。
||| コース制 |||
国際文化学部生は、4つのコースから1つを選んで学習していきます。 それぞれのコースの印象的だった授業について、国際文化学部生がご紹介します。
||| ゼミ・研究 |||
国際文化学部では毎年30以上のゼミが開講されています。学部パンフレットでは、4つのゼミをご紹介。 各ゼミ受講生の取り組んでいる研究の内容も、お読みいただけます。


パンフレットは、国際文化学部Webページで公開中です。こちらからご確認ください。
国際文化学部についてご興味を持ってくださった方は、下記リンク・エントリー集や、8月実施のオープンキャンパスを活用して、情報収集してみてくださいね!

関連リンク集
法政大学Webシラバス 各講義の内容や到達目標、参考書等が確認できます。
卒業研究タイトル一覧 国際文化学部生が取り組んだ卒業研究のタイトルを公開しています。

国際文化学部公式ブログ・関連エントリー集
国際文化学部の留学(SAプログラム)導入編 国際文化学部のSAプログラムの特徴、留学までのスケジュール、学生寮・ホームステイそれぞれのメリット・デメリットについて紹介しています。
国際文化学部の留学(SAプログラム)準備編 留学先はどのように決定するのか、どのような説明会が実施されていくのか、持ち物についてのアドバイス等をお読みいただけます。心の準備をするための、学生広報委員おすすめ映画情報も。
国際文化情報学会2016開催 2018年度パンフレット11ページでご紹介している「国際文化情報学会」の、2016年度の様子がご覧いただけます。

2017年4月25日火曜日

2017.4.22 牧内博幸ドミニカ共和国大使講演会「わが飯田、法政大学、バルセロナ、そしてドミニカ共和国」開催レポート

2017年4月22日、牧内博幸ドミニカ共和国大使の講演会が開催されました。


このイベントは、牧内大使が長野県飯田市(=SJ国内研修の実施地)の出身で、法政大学二部文学部英文学科で学んだあと外務省に入省、昨年まではバルセロナ(=SAスペイン留学先)の総領事を務めるなど、本学部と多くの接点があることを契機に企画されました。


大使と学生との交流の場ともなることを目指した本企画では、まずSJで飯田に行った韓国留学生キム・ジュアさんから人形文化に関する報告を、


またSAと私費留学でバルセロナに学んだ中目彩子さんから、スペイン音楽をジェンダーの視点で考える発表をしてもらいました。


次いで、牧内大使の講演に入り、生い立ちから始まって、とくに外務省入省後のスペイン語圏各勤務地での観察が語られました。昼間働きながら夜間に本学に通った際の苦労話や、その中で機会を着実に捕まえていった様子、中南米に勤務する外交官としての水面下での行動(人質救出など)や、キューバのカストロはじめ、接点のあった個々の政治家に対する人物評など、興味深いエピソードがたくさんありました。


会場には本学の学生・教員のほか、飯田・下伊那出身者、本学同窓生、スペインや中南米関係者など、30人あまりが集まりましたが、大使の気取らない人柄と、経験に裏打ちされた率直なお話に、各自が新たな知見や生き方のヒントを汲み取ったひと時でした。

以下は、企画した二人の教員からの感想です。
髙栁:まだ行ったことのない中南米が身近になりました。講演で触れられたドミニカ移民について、戦前の満州移民や同時代の北朝鮮帰国事業とも絡めながら、今後さらに追ってみたいです。
大西:机上の空論ではなく、スペイン語圏の最新情報を織り込んだ貴重なお話は、外交の最前線で活躍しておられる大使の熱い息づかいが伝わってくるものでした。すばらしかったです。


【関連リンク】
法政大学 国際文化学部Webページ
FICオープンセミナー「牧内博幸ドミニカ共和国大使講演会「わが飯田、法政大学、バルセロナ、そしてドミニカ共和国」」開催について(2017年4月5日掲載)

2017年4月20日木曜日

国際文化学部教員からのメッセージ

受験生の皆さんへ、国際文化学部教員からのメッセージをお届けします!

粟飯原 文子 准教授 
研究分野:アフリカ文学・文化
大学という場でしか出会えない知と教養。ときに悩みまどい、立ち止まりながらでも、一緒に培っていきましょう。

浅川 希洋志 教授 
研究分野:ポジティブ心理学(フロー経験と心理的ウェルビーイング)、文化心理学
文化とこころの問題を一緒に考え、一緒に flow(充実感をともなう楽しい経験)してみませんか?

和泉 順子 准教授 
研究分野:インターネット上の実空間情報制御、技術の社会性に関する研究
何事も最初から上手にはできません。大学生のうちにいろいろチャレンジして、失敗して、学んでください。

稲垣 立男 教授 
研究分野:コンテンポラリーアート
国際文化学部では、背景の異なるさまざまな生活や文化を理解し、行動することが大切です。

今泉 裕美子 教授 
研究分野:国際関係学、日本―ミクロネシア関係史、オセアニア研究、沖縄研究
日々の生活でなんとなく気になることを「私以外の誰がする!」というテーマに変え、追究したい方、歓迎します。

宇治谷 義英 教授 
研究分野:イギリス文学。とくにシェイクスピアの戯曲
メリハリきかせていきましょうか。

内山 政春 教授 
研究分野:朝鮮語学(文法論、語彙論)、朝鮮語教育、台湾の言語事情
自分の得意分野を見つけましょう。そこを起点に世界が広がっていきます。

江村 裕文 教授 
研究分野:「語用論」
どこの大学かっていうのは関係ないと思う。そこで師と呼べる人との出会いがあるかどうかだ。

大嶋 良明 教授
研究分野:コンピュータ音楽、メディアアート、映像音響作品の制作、eポートフォリオなど、我々の知的活動や芸術的表現の手段、媒体としてのコンピュータやインターネットを取り上げ、諸問題を検討します。
多彩な教授陣とユニークなカリキュラム。自分さがしのヒント、自己実現への手がかりが、ここにあるかも。

大中 一彌 教授 
研究分野:政治学、政治思想(フランス)
主な関心:ことばや文化と政治の関係に興味がある。 
キーワード:移民、国籍、政治不信、グローバル化

大西 亮 教授 
研究分野:スペイン語圏の文化と社会、スペイン語圏の現代文学
異文化は足もとに転がっています。

岡村 民夫 教授 
研究分野:ソシュール言語学、映画研究、宮沢賢治研究、温泉文化研究
人生に役立ついろいろな経験が積める学部です。

北 文美子 教授 
研究分野:アイルランド文学
学ぶことを一緒に楽しみたいです。

衣笠 正晃 教授 
研究分野:比較文学・比較文化、日本文学研究史
知ることは楽しい。それをひとと分かち合うよろこびを大学で体験してください。

甲 洋介 教授 
研究分野:日常生活を豊かにする人工物と情報空間のデザイン
趣味も大切だが、没頭して勉強できる学問を見つけよう。それも一生の宝です。

熊田 泰章 教授 
研究分野:文化の表出原理を、言語と言語以外のテクストについての理論的考察を通して解明する
インターカルチュラリティは、新しい概念であり、多くの文化が共存するための重要な概念です。

小池 康郎 教授 
研究分野:エネルギー論、サイエンスコミュニケーション
大きく文化社会が変わるときです。

輿石 哲哉 教授 
研究分野:英語学、音声学、言語学
ことばをないがしろにしない態度を身につけることは、とても重要です。ともに学び、成長していきましょう。

佐々木 直美 准教授 
研究分野:文化人類学:ペルーの文化 最近はペルーの祭りに登場する様々な舞踏について調査・研究中
自分の世界を広げたい人、4 年間の学びの旅へ一緒に出かけましょう!

佐々木 一惠 准教授
研究分野:歴史学(アメリカ文化・思想史)、ジェンダー研究、帝国主義研究
異なる文化や多様な価値観に自分を開いていこう!

佐藤 千登勢 准教授
研究分野:ロシアの文学、映画、芸術理論
結局、人は自分が望んだとおりの生き方をしてしまうようです。

重定 如彦 教授
研究分野:ユビキタスコンピューティング、人工知能、ユーザーインターフェース
人生は七転び八起き、くじけそうになった時も、あきらめずに頑張ればきっといいことがありますよ。

島田 雅彦 教授
研究分野:創作、小説論、文学史、戦後史、日欧交流史
普段使わない頭を鍛えてあげます。

島野 智之 教授
研究分野:系統分類学、生物地理学、多様性生物学
誰にも気づかれずにひっそりといる生き物のことを知りたい。生物多様性とは、人間が多様な価値観を受け入れるという事。生き物はそんな言葉とは関係なしに生きている。

ジョルディ・フィリップ 教授
研究分野:フランス語、大衆文化(比較研究)、日仏交流(仏教などにおける)
長い人生の旅立ちの始まりです。その旅は、第一歩から始まります。さあ、どうぞ、BON COURAGE!

鈴木 晶 教授
研究分野:ミュージカル映画の歴史、バレエの歴史
受験勉強をばかにしないこと。受験勉強は一生の財産になります。

鈴木 正道 教授
研究分野:欧米、特にフランスの文学、思想、言説分析、メディア
限られた時間をどう使うか。大学生活、そしてその後の人生の課題です。

鈴木 靖 教授
研究分野:中国文学と ICT を活用した中国語教育
大学は“知の消費者”から“知の生産者”へという“学びの転換”の場です。将来の自分に「私は学生時代にこんなことをした」と自信をもって言えるようにがんばりましょう。

須藤 祐二 准教授
研究分野:アメリカ文学
なかなか難しいでしょうが休まず着実に歩みを進めてください。市ケ谷キャンパスでお待ちしています。

曽 士才 教授
研究分野:現代中国および海外華僑・華人に関する文化人類学・民俗学的研究
異邦人を体感し、文化摩擦に遭遇する、タフなプログラムがあなたを待っています。

髙栁 俊男 教授
研究分野:日本と朝鮮半島との間の海峡を越えた人の移動の歴史、在日朝鮮人の文化活動全般、日本における朝鮮論の変遷
一つのテーマを深く掘り下げる学びこそ、大学での学びです。

竹内 晶子 教授
研究分野:欧米における能の受容、および文学・演劇理論を適用した謡曲分析
分かっていた筈の事がふと分からなくなる不思議な浮遊感を、大学で存分に味わってください。

田澤 耕 教授
研究分野:スペインの文化的活動を原語資料を用いて幅広く研究する
国際人、って何でしょうね? その具体的な姿がなんとなく見えてくる、そんな学部です。

栩木 玲子 教授
研究分野:現代アメリカ文学、映像文化
世界を見る目、伝える力を共に養っていきましょう。

中澤 史 教授
研究分野:スポーツ心理学
多くの人、物、事に接して自分を磨いてください。

中島 成久 教授
研究分野:文化の理論、ナショナリズム・エスニシティに関する理論、コロニアル・スタディ、開発と文化、インドネシア研究
人種・民族・宗教紛争研究というゼミを行います。各授業で取り上げた問題をさらに深めます。

中和 彩子 教授
研究分野: 19 世紀以降のイギリスの小説と文化・社会
皆さんにお目にかかれることを楽しみにしています。

林 志津江 教授
研究分野:ドイツ語圏文学、ドイツ語圏文化学・文化理論、日独文化交流史
未来は皆さんの手の中にあります。皆さんの人生がチャレンジに満ちた豊かな人生でありますように、応援しています!

廣松 勲 専任講師
研究分野:フランコフォニー文学(特にカリブ海域文学、ハイチ系ケベック移民文学)、ポストコロニアリズム理論、メランコリー
フランコフォニー(フランス語圏)という複言語・複文化社会を知っていくと、フランス語の魅力がさらに高まります。

保坂 嘉惠美 教授
研究分野:アメリカ文学・アメリカ文化:植民地時代から 19 世紀にいたる建国神話の脱構築
PUSH THE ENVELOPE !

マーク・エメリー・フィールド 教授
研究分野:人材資質の開発、日本経済と教育改革、英語圏の思想史
Your real challenges will start after you enter university.

前川 裕 教授
研究分野:欧米文学と日本文学の影響研究、および日米の犯罪小説の研究。創作(ミステリー小説)。
言語と文化を学びたい人は、ぜひ我が学部へ。魅力的な科目、魅力的な教授が君たちを待っています。

松本 悟 教授
研究分野:国際協力、開発と環境、国際 NGO、メコン河流域の地域研究
10 の事象を知ることも大切ですが、1 つの事象を見つめる10 の視点を身につけることも大切です。

森村 修 教授
研究分野:現象学的身体論、ケア文化論、生者と死者との共同体の構築をめぐる哲学的・倫理学的・宗教哲学的研究。
「卑怯な振舞をしてはなりませぬ」「弱い者をいぢめてはなりませぬ」「戸外で物を食べてはなりませぬ」「ならぬことはならぬものです」(会津藩「什の掟」)

リービ 英雄 教授
研究分野:戦後から現代までの文学の名作を読んで、時代の最先端のテーマを幅広くバイリンガルに読解する。
教授たちも学生たちも、日本語と外国語についてよく考えて、ことばの体験を大事にする学部です。

2017年3月1日水曜日

2017.2.24「卒業生による就職セミナー」開催レポート

2017年224日、国際文化学部「卒業生による就職セミナー」を開催しました。本学部卒業生10名をお招きし、『自分に合った会社選び』をテーマに、自身の就職活動の経験や会社選びのポイントについてお話をしていただきました。

セミナーの様子
多様性のある本学部らしく、会社の選び方は人それぞれ。しかしながら、卒業生の皆さんは、何を優先するのか考え、信念を持って就職活動をしていたことが分かりました。

また、就職した後でも、仕事を通じて経験したことや感じたことによって、異動希望を出したり、転職したりするなどステップアップをするために常に努力を重ねている様子も伺い知ることができました。

セミナー終了後は、場所を移して懇親会を行いました。この場でも在学生は卒業生を囲んで積極的にお話を聞いていました。懇親会ではセミナーの時よりも打ち解けた感じでお話ができたので、より詳しいお話を聞くことができたと思います。

懇親会の様子

これから就職活動をする在学生の皆さんは、学業と就職活動で大変な時期になりますが、これも一つの大きな経験。ぜひ、就職セミナーで得たものや感じたものを大事にして、良い就職活動を行うことを期待しています。

また、お忙しい中「後輩のために」と貴重な時間を作ってくださった卒業生の皆さんには、この場を借りて感謝申し上げます。

2017年2月24日金曜日

国際文化学部の留学(SAプログラム)~準備編~

国際文化学部の留学(SAプログラム)準備編


国際文化学部SAプログラム第2段は準備編です。ここでは留学までの様々な動きを3つの時期に分けてご紹介します。

留学までの流れ

大学1年生(4月~)
この時期に必要なことは「SA先の大学・都市を知ること」です。4月の入学後すぐにSA総合ガイダンス・SA英語圏ガイダンス・SA先別ガイダンスの実施、そしてSA先希望登録と駆け足で進んでいきます。SA先別ガイダンスは、先輩たちから大学での授業や生活の様子などを聞くことができ、各留学先の特徴を知る重要な機会となっています。ぜひ先輩たちに積極的に質問をしてSA先希望を決定する上での参考にしてください。

SA先希望登録によって、英語圏か諸外国語圏のどちらかに留学するかが決定されます。英語圏の留学先を選択した人は英語圏への留学が決まります。一方諸外国語圏の留学先を選択した人は原則この時点で希望の大学への留学が決定します。(ただしロシアは英語圏と同じく9月に最終希望を提出します。)


留学先にはどのような大学があるのか前もって見ておくとガイダンスでも動きやすくなります。
おすすめとして以下の2つのページを挙げます。SAにかかる費用に関するページもありますので参考にしてください。(年により費用は変動します。)
国際文化学部公式HPの留学に関するページ
http://www.hosei.ac.jp/kokusai/ryugaku/index.html
グローバル教育センターHP 国際文化のSAガイドを閲覧できます。
http://www.global.hosei.ac.jp/SAguide/index.html

留学先決定頃(7月~)
7月、もしくは8月にTOEIC-IPが実施されます。英語圏の留学先を決定する際、ある大学に希望者が集中した場合にはこのテストの結果と、一年春学期の英語の成績によって人数の調整が行われます。自身の英語のスキルを磨いておくことは勿論ですが、TOEIC-IPがどのような形式で出題されるのか把握しておくこともおすすめです。

英語圏、SAロシアの留学先決定は11月です。しばらく留学に関する説明会はありませんが、入学願書などの重要な書類提出もありますので、SA課からの連絡はこまめにチェックしています。


大学2年生(4月~)
3月~4月にはビザの取得に関する説明会や、6月に留学費用の通知、7月には全体での危機管理ガイダンスが行われるなど、留学への準備が本格的に動き始めます。

また、この時期になると留学への荷物の準備も少しずつ進められていくかと思います。今回は疑問として挙がりやすいクレジットカードについて以下にまとめました。



留学に必要な手続きは留学先によっても異なります。SA担当から必要な書類や手続きについて連絡がありますのできちんと確認をしています。




留学前に観るべき映画5選

留学生活は、実際に経験してみないと 想像できないようなことが 沢山あります。
少しでも、留学とはどういった ものなのかが伝わる ように今回、
学生広報委員の内山が選ぶ5本 紹介します。
1.スパニッシュ・アパートメント(L'Auberge Espagnole, 2002)
監督:セドリック・クラピシュ 
出演:ロマン・デュリス、 オドレイ・トトゥetc

留学映画の最高傑作。 特に留学は寮に滞在 したいと考えている方は 必見の作品だ。 フランスからスペインの バルセロナに留学しに来た 青年グザヴィエが、 イタリアやドイツ、 デンマーク等からやってきた 留学生達が共同生活する アパートで暮らし始める という内容。 国籍も違えば、 文化も違う。 授業も、スペイン語での 講義かと思いきや、 カタルーニャ語での 授業だったりと問題も 多発する。 人種の坩堝の中で、 異文化コミュニケーションを 深めていき、 留学という経験を より高いレベルに持って行く 主人公の様子を観たら、 きっと一歩海外に踏み出す 勇気が湧くはず。 留学直前にこそ観て欲しい作品。



2.ズートピア (Zootopia, 2016)
監督:リッチ・ムーア、 バイロン・ハワード、 ジャレド・ブッシュ 
出演:ジニファー・グッドウィン ジェイソン・ベイトマンetc

 「今いる場所が嫌だから 留学したい」 と考えている方は いないだろうか? 「アメリカはクール! フランスはオシャレ! だから行ってみたい」 と思い留学を計画している 方はいないだろうか? 

そういった方にこそ、 このディズニー・ アニメーションをご覧頂きたい。 本作の主人公 うさぎのジュディは、 田舎の狭いコミュニティに 嫌気が差し、都会である ズートピアで警察官 として活躍しようと夢見ている。 ズートピアはクールで 優しい動物も多いに違いない と思い、いざ行ってみると、 アパートはボロボロで、 職場では差別を受けたりする。 理想と現実のギャップに 苦しみながら前へ進もうとする 話だ。

実際の留学も同様に、 留学先の人々が 全員優しいとは限らない。 自分の常識が留学先の 非常識だったりすることも 多々ある。 その中で、妥協点を見つけていき 自分を磨いていくことこそ 留学の醍醐味であり、 それがまさに「ズートピア」 で描かれているのだ。


3.ブルックリン(Brooklyn, 2015)
監督:ジョン・クローリー 
出演:シアーシャ・ローナン、 ジュリー・ウォルターズetc 

留学後の心理的変化について 留学経験者の口から語られることは なかなかない。 留学を終えると、どのような 感情が生まれ、人生にどのように 影響を与えるのか。 その一つの例を示した作品が 「ブルックリン」である。 アイルランドの片田舎から、 ニューヨーク・ブルックリンに 移住した少女の物語である。 本作では、移住先の ニューヨークで 文化的違い、訛りによる差別 を少女が克服していく様子が 描かれており、 最初は弱々しい少女が 物語終盤ではたくましく 成長していくので、 まさに留学生活そのもの の心情変化がここにある。 

しかし、それだけなら 「スパニッシュ・アパートメント」 を観れば良いのですが、 本作が面白いところは、 丁度本学部の3年生、4年生時の 心情を代弁しているところにある。 執筆者の内山も含め、 多くの留学生が留学を 終えると、数々の苦難を乗り越えた 優越感に浸り、 留学先を愛し過ぎてしまう。 いわゆる「外国かぶれ」な状況に陥り、 日本文化を軽視しがちになる。 結果として、帰国後日本の 文化に馴染むのに 時間がかかってしまう。 それを「ブルックリン」でも 演出しているのだ。 ブルックリン生活にも慣れ、 久しぶりに故郷アイルランドに 少女が帰ってくる描写がある。 故郷の人々の暮らしを 見下し、ブルックリン流の 生活を故郷に 見せつけることで優越感に 浸る少女だったが、 段々周囲の冷たい視線によって 我に返り、アイルランドとブルックリン、二つの アイデンティティを確立しようとしていくのだ。

国際文化学部の学生も 留学を終えて、本作の 主人公のように 2つのアイデンティティを確立しようとします。 留学後の心のゆらぎを 知る上でオススメな一本です。


4.ナオト・インティライミ冒険記  旅歌ダイアリー(2013)
監督:石田雄介
出演:ナオト・インティライミ

日本を代表とする シンガーソングライターの ナオト・インティライミが コロンビアやエチオピア、 カリブ海と世界を渡り歩き、 楽曲を作るまでを追った ドキュメンタリー。 留学体験者等から聞く 異文化体験エピソードは、 確かに面白いのだが、 留学はもちろん、 海外旅行をしたことのない 人にとっては未知なる世界。

本作は、ナオト・インティライミ が実際にスペイン語や ボディ・ランゲージを 使って現地人と コミュニケーションを 行う様子を観ることができる。 特に執筆者の内山が観て、 感銘を受けたシーンは、 コロンビアのライブ会場 でのエピソードだ。 知人である アンドレス・セペーダの ライブを観ようと会場に 来たはいいが、 警備員に入場を 止められてしまう。 説得しようとも、 なかなかゲートを 通してもらえない。 そこで諦めずに、 つたない語学力を駆使して セペーダと再開する ナオト・インティライミの 奮闘シーンが 本作を観た当時、 留学前だった私を 勇気づけました。
5.メッセージ(ARRIVAL, 2016)
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演:エイミー・アダムス、 ジェレミー・レナーetc

日本公開は2017年5月と 先の作品ですが紹介。 本作は、特にフランスや スペイン、中国等 英語圏以外の留学を 考えている方に観て頂きたい作品だ。 何故ならば、今まで接してきたことの ない言葉を習得するとは どういったことかを繊細に描いている からである。 ストーリーは、ある日 地球に宇宙人がやってきて、 言語学者が宇宙人の 言葉を解読しようとするもの。 多くの人は、 フランス語やスペイン語、中国語 といった第二外国語は 大学に入ってから初めて接する であろう。 そういった第二外国語に 接し始めて間もない頃は、 活用が多かったり、文法が英語や 日本語とは全く異なり苦戦、 発音もなかなか綺麗には 発せず悶々とすることもあるでしょう。 この映画も、始めのうちは 全く宇宙人と会話が通じず 主人公達は悩みます。 しかし、段々と宇宙人の言葉を 身につけてきて会話が出来る ようになると、今まで見えてこなかった 景色が見えてくる。 よく、「言葉は思考を司る」と 言われるが、まさに本作では、 宇宙人の言葉をマスターすることで 自分の新しいモノの捉え方が 見えてくる様子が描かれており、 第二外国語を学ぶとはどういうことか を感じ取ることが出来る作品となっている。



最後に...

今回は準備編ということで、留学までの準備の説明と、留学に関するおすすめの映画のご紹介をしました。
次回は留学中の勉学についての記事を挙げますのでお楽しみに!



(執筆者:小田、内山)